丁寧さと信頼関係
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乗務職 (トラックドライバー)
- S.A
- 豊田支店 / 2016年中途入社
体力よりも丁寧な仕事が
できるかが大切
私は乗務職として、支店に集まってきた各自動車部品メーカーさんの荷物をトラックに積み、トヨタ自動車さんの工場へ運んでいます。支店とトヨタさんの工場との間を一日何度も往復する日もあります。しかし工場はとても近いので、実はトラックを運転している時間はかなり短く、荷物の積み降ろしの作業をする時間のほうが長いんですよね。
積み降ろし作業は、社内でも工場でもフォークリフトを使うので、力がなくても安心です。むしろ当社の仕事は、体力よりも丁寧に作業をすることが求められます。自動車部品はとても繊細なので、箱を倒すだけでも使用できなくなってしまうからです。
隔週で夜勤があるので体力が必要なイメージがあると思いますが、慣れてしまえば生活リズムが乱れることもありません。むしろ、夜勤終わりに同僚と趣味の釣りに出かけることもできるので、勤務スケジュールを有効活用できていると感じています。
コミュニケーションを取り、
信頼関係を築く
荷物をトラックに載せるときは、走行中に崩れないよう、形も重さもバラバラの箱を順序よく積む必要があります。「積み置き」といって、次の日に納入する荷物を担当ドライバーに代わって前日に積むことがあるのですが、「S.Aさんを信頼しているから不安なく納入できたよ」と言われると、とてもうれしくなりますね。積み方の好みも人によって違うので、普段の仕事中の会話の中でその人のやり方を把握して、なるべく近い積み方ができるよう工夫しています。
製品のチェックや出荷を担当する業務職の社員とのコミュニケーションも大切です。月が変わると取り扱う製品が大きく変わるので、スムーズに作業を進める上で業務職とうまく連携する必要があるんです。荷物のトラブルが発生しないように、普段から信頼関係を築き、チームワークを高めるようにしています。
新しい仕事に安心して取り組める職場環境
次のステップとしては、班長になることを目標にしています。班長は班会議を開いたり、班員を取りまとめたりする役割を担います。そのために、日々の仕事をしっかりとこなすのはもちろんですが、「運行管理者」の資格を取るために勉強を進めていきたいです。運行ダイヤの作成や、ドライバーの乗務割の管理などを行うための国家資格で、受験に必要な費用は会社が負担してくれます。
このほかにも、フォークリフトやトラックの運転免許も会社負担で取得できます。実際に豊田支店でも、いまはトラックの免許は持っていないものの、将来的にドライバーを目指している新卒の社員がいるんですよ。未経験でも希望に合わせて新しい仕事に挑戦できる雰囲気があるんですよね。私自身もこれからもいろいろなことにチャレンジして、周りからもっと頼ってもらえるようになりたいと思っています。
1日のスケジュール
- 6:00
- 作業着に着替えて、点検表をもとにトラックの安全確認をします。
- 6:15
- 点呼場でアルコールチェックを行い、遵守事項を唱和します。
- 7:00
- 夜勤の社員がトラックに積み込んだ製品を、お客様の工場に配送します。
- 9:00
- 引き取ってきた空箱をフォークリフトでトラックから降ろし、午後の便で配送する製品を積み込みます。
- 11:00
- 昼休憩。会社でお弁当を食べます。
- 12:00
- トラックに積み込んだ製品を、お客様の工場に配送します。
- 14:00
- 夜勤の社員が配送する製品を、トラックに積み込みます。
- 15:00
- 仕事の進捗を班長に報告。翌日のスケジュールを確認してから退勤します。
プライベートの過ごし方
友人や同僚と釣りを満喫
休日は、趣味の釣りを楽しんでいます。友人と一緒に県外まで遠征したり、職場の方々と休日に集まったり。時には、職場の先輩たちと夜勤終わりにそのまま釣りにいくこともあります。釣りに行かない日には、映画鑑賞やゲームなど、自宅でのんびり過ごしています。